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2025年10月3日(金) 18:46

鈴木誠也が先制の流れを作る: 二塁打と好走塁で第3戦勝利、シカゴ・カブスはNLDSへ


stadiumWrigley Field
2025年10月03日 4:08~7:08(JST)
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SDP000000001170
CHC02000010-3130
投手
Yu Darvish 12失点Jeremiah Estrada 20失点Michael King 10失点Wandy Peralta 10失点Robert Suarez 11失点Adrian Morejon 10失点David Morgan 10失点
Jameson Taillon 40失点Caleb Thielbar 2/30失点Daniel Palencia 1 1/30失点Drew Pomeranz 10失点Brad Keller 1 1/31失点Andrew Kittredge 2/30失点
野手
1番:Fernando Tatis Jr. (RF)2番:Luis Arraez (1B)3番:Manny Machado (3B)4番:Jackson Merrill (CF)5番:Xander Bogaerts (SS)6番:Ryan O'Hearn (DH)7番:Gavin Sheets (LF)Jose Iglesias (PH)B. Johnson (LF)8番:Jake Cronenworth (2B)9番:Freddy Fermin (C)
1番:Michael Busch (1B)2番:Nico Hoerner (2B)3番:Ian Happ (LF)4番:Kyle Tucker (DH)5番:Seiya Suzuki (RF)6番:Carson Kelly (C)7番:Pete Crow-Armstrong (CF)8番:Dansby Swanson (SS)9番:Matt Shaw (3B)

二塁打で流れを作り、好走塁で先制点を呼び込んだ。

Q
鈴木誠也の第3戦での打撃内容はどうだったか?
A
4打数1安打、二塁打1本、得点1、三振2である。2回に左翼線へ二塁打を放ち、続く攻撃で三塁へ進み、満塁で押し出し四球によりホームへ戻った。
Q
試合の分岐点はどこだったか?
A
2回の先制場面と7回の追加点である。2回は鈴木の二塁打と走塁で流れが生まれ、ピート・クロウ=アームストロングの中前打とダンズビー・スワンソンの押し出しで2点。7回はマイケル・ブッシュの右中間への一発で3点目を得た。
Q
投手陣はどのように試合を組み立てたか?
A
先発のジェイムソン・タイロンが4回無失点で試合を落ち着かせ、その後は左打者対策と相性を見て小刻みに継投。ダニエル・パレンシアが勝利投手、終盤はブラッド・ケラーからアンドリュー・キットリッジにつないで締めた。
Q
シリーズの流れと鈴木の直近の状態は?
A
第1戦は鈴木とカーソン・ケリーの連続弾で勝利。第2戦は無得点で落とすも、第3戦で再び先行して押し切った。鈴木はレギュラー季末の4試合連続本塁打から第1戦でも一発、その後も長打で好調を維持している。

先制の二塁打と走塁で主導権を握った、勝利に直結。

論から書く。鈴木誠也は先の一打と走りで、試合の空気を変えたのである。

第3戦はシカゴ・カブスがサンディエゴ・パドレスに3-1で勝利した。会場はリグリー・フィールド、観客は40,895人である。静かな立ち上がりの後、2回に試合が動いた。

先頭のカイル・タッカーが右前打で出る。続く鈴木が左線へ鋭い二塁打。これで無死二、三塁となり、相手先発のダルビッシュ有に重圧がかかった。カーソン・ケリーが死球で満塁。ピート・クロウ=アームストロングの中前打で1点先取。なお満塁でダンズビー・スワンソンが押し出し四球を選び、鈴木がホームへ。主導権はここでカブスに傾いた。

鈴木の第3戦の打席は4回。第2打席は見逃し三振、第3打席は中飛、第4打席は空振り三振であった。数字は4打数1安打、二塁打1本、得点1、三振2。だが2回の長打と走塁が、序盤の安全なリードを作った事実は重いのである。

投手陣も計画どおりである。ジェイムソン・タイロンが4回を0封。力みがない直球で早いカウントからストライクを取り、打たせて取った。その後は継投。コルテン・シールバー、ダニエル・パレンシア、ドリュー・ポメランツ、ブラッド・ケラー、そして最後はアンドリュー・キットリッジ。6人で1失点に抑えた。勝利はパレンシア、セーブはキットリッジである。9回はジャクソン・メリルの一発で1点を許し、さらに死球で走者を出したが、最後は中飛で試合を締めた。

打線は7回に追加点。マイケル・ブッシュが右中間へ伸びのある一発。これで3-0。終盤の苦しい場面を前に、貴重な保険点となった。守りではスワンソンの滑り込み気味の処理や、内野の併殺で流れを切った。細かな守備の積み重ねが、短期戦で光ったのである。

シリーズ全体で見ると、流れの鍵は鈴木の長打力である。第1戦では5回先頭で424フィートの同点弾。直後にケリーも続き、連続弾で勝ち切った。第2戦は無得点で落としたが、第3戦で再び先行して押し切る形に戻した。鈴木はレギュラー季最後の4試合で本塁打を放ち続け、その勢いのまま初のポストシーズンで一発。これは、レギュラー季を4試合連続弾で終え、初戦でも本塁打という史上初の例である。

個人の年間成績を振り返る。2025年のレギュラー季は打率.245、本塁打32、打点103、盗塁5、OPS.804。選球と長打の両立で、打線の中軸として働いた。週明けにはナ・リーグの週間最優秀選手にも選ばれた。直近の数字が示すとおり、打球の質とタイミングが合っている。第3戦で快音は一度だが、内容は次へつながる一打であった。

短期戦では、先に走者を進めて相手に球数と心労を与えることが肝となる。第3戦の2回は、その教科書どおりの攻めである。先頭が出る、二塁打で押し上げる、次で走者を動かす、そして押し出しで確実に加点。大きな見た目の派手さはないが、相手の息を奪うやり方である。鈴木の二塁打は、その起点となった。

次はミルウォーキーでのディビジョンシリーズである。相手は地区王者のミルウォーキー・ブルワーズ。地の利は相手にあるが、守りと走りで先に点を取る形ができれば、十分に勝機はある。鈴木の初回、または二巡目の勝負球への対応が鍵になる。直球に差されないよう、早いカウントで甘い球を逃さない。この積み上げが、シリーズの流れを引き寄せるのである。

野手成績

1打席目
二塁打
左翼線へ二塁打。続くPCAの中前適時打で三塁へ、押し出し四球で生還。
2回表
2打席目
三振
見逃し三振。外角のストライクを見送った。
3回表
3打席目
飛球
中飛。甘い球をやや打ち上げ。
6回表
4打席目
三振
空振り三振。変化球に対応できず。
7回表

記録

NEXT

  • メジャー通算100本塁打まで残り13本。
  • メジャー通算300打点まで残り4打点。

COMPLETE

  • ポストシーズン初本塁打を記録。
  • レギュラー季を4試合連続本塁打で終え、初戦でも本塁打という史上初を達成。
  • ナ・リーグ週間最優秀選手を受賞(9月29日発表)。
  • ワイルドカード第3戦でポストシーズン初の二塁打と初得点。

次回の試合

次戦は、ロードでミルウォーキー・ブルワーズとのディビジョンシリーズ第1戦である。現地時間10月4日 13:08開始(中部時間)、会場はアメリカン・ファミリー・フィールド。中継はTBS。日本時間は10月5日 03:08開始。鈴木は直近の長打傾向が続くかに注目である。

SNSの反応

海外の反応

  • シエヤ・スズキがユウ・ダルビッシュからダブルを打ち、カブスはチャンスを広げている。x.com
  • シエヤがサードベースラインにダブルを打った! ランナーが2塁と3塁にいる。x.com
  • シエヤ・スズキが友人で元サンディエゴのホストであるユウ・ダルビッシュからダブルを打ち、カブスはノーアウトで2塁と3塁にランナーを置いている。x.com
  • 驚くことではない。ショックを受けるべきではない。シエヤ・スズキを3番に戻してほしかったけど、それでも最高の選手たちと一緒に船と運命を共にし、ミルウォーキーに行く。これは正しい決定だ。x.com
  • タッカーがシングルを放ち、シエヤ・スズキはまたダブルを打ってホットな状態を続けている。彼は今燃え上がっている。このチームを引っ張れ、シエヤ。x.com
  • PCAは打席で迷っているように見えるが、カブスはこのシリーズで3ボールカウントになったときに13打数0安打で9三振だ。彼らの10安打のうち8本はアタバットの最初の3球以内で来ていて、スズキのホームランは4球目、ケリーのは6球目だった。x.com
  • 簡単なことではなかった。昨日5回にシエヤとケリーが速球に当たらなければ、シリーズは恐らく終わっていただろう。x.com

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