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2025年12月4日(木) 13:46

全日本野球サミットと中学球児応援プロジェクトの本格始動


ここに注目

部活動改革を追い風に中学野球を地域とプロが一緒に支える動きである。

日本野球サミットが2025年11月15日、日本時間で東京都内のホテルで開かれた。主催は日本野球協議会で、都道府県の野球協議会などから135人が集まり、NPB球団の担当者も含めた180人規模の場となった。

テーマは中学部活動の地域移行である。少子化と教員の働き方改革で中学野球部の人数と指導者は少なくなり、十分に試合や練習を組めない地域も出ている。背景には、2026年度から6年間の部活動改革実行期間が始まり、最初の3年で休日の部活動を地域クラブへ移していくという国の方針がある。全国で野球をする中学生は2024年時点で約13万人とされ、10年前の約22万人から大きく減っている。

こうした流れの中で、日本野球協議会は「中学球児応援プロジェクト」を本格的に動かし始めた。4つの取り組み方針を示し、その1つとしてプロ野球OBらが現場に出向く「中学野球クリニック」を実施し、選手の技術と指導者の学びを同時に高めようとしている。

議論の進行役を務めた栗山英樹氏や、斎藤佑樹氏、球心会代表の王貞治氏が同じ机で語り合った姿は、プロとアマ、学校と地域が境目を越えて協力する象徴である。サミットとプロジェクトが続いていけば、中学野球は「部活動が減る時代」の守りではなく、「地域の力で育つ時代」の始まりとして子どもたちを支えていくはずだ。

ポイント

Q
全日本野球サミットはいつ開催されたか
A
2025年11月15日に日本時間で東京都内のホテルで開催された会合である。
Q
中学球児応援プロジェクトの目的は何か
A
中学部活動の地域移行の中で、中学生が安心して野球を続けられる環境を守り広げること。
Q
中学野球クリニックでは何を行うのか
A
プロ野球OBやアマ指導者が中学生と指導者に技術と練習方法を教える講習会を開催する。

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