
今永昇太の直近登板レポート|NLワイルドカード第2戦で4回2失点、起用意図と次戦情報
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SDP | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 |
| CHC | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
今永は4回2失点、継投の狙いは機能も、マチャドの一振りで流れが変わった
分業策で流れを作るも、終盤の被弾ひとつで勝負が決まる
結論から言うと、計画は大きくは外れていない。だが、小さなズレが点に結びついた。これが短期戦のこわさである。
試合は現地時間2025年10月1日、シカゴのリグリー・フィールドで行われた(日本時間10月2日)。カブスは継投で入った。初回はアンドリュー・キットリッジが先発である。右打者が続く上位を右投手で受け、左の今永昇太の対戦回数をずらす作戦だ。だが初回はフェルナンド・タティスJr.とルイス・アラエズの連打、重ねて二盗で走者が進み、ジャクソン・メリルの犠飛で先制を許す。
ここから今永である。2回にマウンドへ。テンポは良い。2回から4回までを無失点。要所で外の直球で見せ、落ちる球で空振りを引き出した。3回のマチャド対決は外野フライ。4回は走者を出しても、低めへの配球でゴロを打たせた。数字は4回3安打2失点、2四球、3奪三振。投球数67で、ストライクは46。初球ストライクは17人中10人。ゴロ4、フライ5である。
分岐点は5回だ。先頭のフレディ・フェルミンを空振り三振。続くタティスには3-2から横滑りの変化球を見送られて四球。アラエズは送りバントで2死二塁。ここで一塁は空いた。右のマイケル・ソロカが肩を作る中、ベンチは勝負を選ぶ。初球、代名詞の落ち球が高めに浮く。マニー・マチャドのスイングは鋭い。打球は左翼中段へ。記録は404フィートの2ラン。これが重い2点となった。
打線は反撃の糸口をつかめなかった。相手はディラン・シースが3回2/3を無失点。アドリアン・モレホンがリズムよくつなぎ、メイソン・ミラーが1回2/3で5者連続三振。104.5マイルという、とてつもない速球で押し切った。最後はロベルト・スアレス。8回の守備ではタティスの高いジャンプで左中間の打球をもぎ取り、9回は併殺で締めた。終わってみれば、パドレスが7安打3得点、カブスは4安打無得点である。
とはいえ、今永の内容は悲観するものではない。序盤の3イニングは意図どおりに抑えた。球数も少なめで、カウントの作りも安定。唯一、痛打は甘く入った初球である。短期戦では、ここを避けるための選択が求められる。申告敬遠か、右腕のスイッチか。その判断の難しさが、この一球に集約されたと言える。
データ面も見ておきたい。今永はストライク先行で、ファウルを積み上げてから落ち球で仕留めた。ストライク46の内訳は見逃しと空振りが計16。打たせて取る割合も高い。打球の質は高くなく、長打はこの一発のみだ。守備と走塁で先に点を取られ、こちらの攻撃が作れなかったことが、結果に直結した。
会場は41,083人が詰めかけた。季節は秋だが、球場の熱は高い。シリーズは1勝1敗。舞台は同じシカゴで続く。次は総力戦だ。先に先手を取ること。そして一球の精度を上げること。今永にとっても、次の出番はすぐに来る。短いイニングでも、ゼロでつなぐ。その積み重ねが、勝ち上がりの道になる。
投手成績
- 投球回数
- 4
- 投球数
- 67
- 被安打数
- 3
- 奪三振数
- 3
- 与四球数
- 2
- 死球数
- 0
- 失点数
- 2
- 自責点数
- 2
- 救援で4回67球、被安打3・与四球2・奪三振3、2失点(自責2)。5回にマチャドへ痛恨の2ラン。全体的には要所で三振も奪い、内容はまずまず。
記録
NEXT
- ポストシーズン初勝利の達成に挑む
- ポストシーズン通算5奪三振まであと2
- ポストシーズン通算10投球回まであと6
COMPLETE
- メジャーでのポストシーズン初登板を記録(4回2失点)
- ポストシーズンでの初奪三振を記録(計3)
- ポストシーズンでの最長4回の救援登板を記録
次回の試合
第3戦は現地時間2025年10月2日19:08開始予定(日本時間10月3日9:08)、会場はリグリー・フィールド。先発はシカゴ・カブスがジェームソン・タイヨン、サンディエゴ・パドレスはダルビッシュ有の見込み。地上波はABCで中継予定である。
SNSの反応
海外の反応
- ショータ・イマナガのゲーム2での成績:4.0イニング、3被安打、3奪三振、2自責点、67球。x.com
- カウンセルのイマナガを起用し続けた決定について - 「結果からすると違うことをすべきだったかもしれない。ただ、ショータへの自信がすべてだと思った。彼は本当にボールをよく投げていた。不運にもミスをしてしまった。」x.com
- ショータへの懸念はわかるけど、最後の登板以外、彼の前の10回の登板はすべて5イニング以上で3自責点以下だ。彼は勝負強い投手で、通常チームに勝つチャンスを与えてくれる。x.com
- 今までのところ昨日の試合の再現だ。1-0に抑えることが鍵だった。ショータは今この試合を1点差に抑えなければならない。x.com
- 「あの状況で、彼を歩かせるのは頭にあまりなかった。50/50くらいかな。」ショータ・イマナガが5回にマニー・マチャドと対戦したことについて。x.com
- アンドリュー・キットリッジがワイルドカードのゲーム3に向けたショータ・イマナガのピッチングとマインドセットについて。x.com
関連ニュース
参考URL
- Padres 3-0 Cubs (Oct 1, 2025) Box Score - ESPN
- Cubs lose to Padres in NL Wild Card Series Game 2 2025
- Manny Machado homers as Padres shut out Cubs to even series
- San Diego Padres at Chicago Cubs Game Story - MLB Stories
- Cubs' starting lineup released for Game 2 vs. Dylan Cease, Padres - NBC Chicago
- Padres win NL Wild Card Series Game 2 2025
- Padres 3, Cubs 0: The offense vanishes
- NL WILD CARD GAME 3: Padres vs Cubs (Oct 2) - FOX Sports
- Jameson Taillon set for NL Wild Card Game 3 start