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2025年10月2日(木) 12:37

今永昇太の直近登板レポート|NLワイルドカード第2戦で4回2失点、起用意図と次戦情報


stadiumWrigley Field
2025年10月02日 4:08~7:02(JST)
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SDP100020000370
CHC000000000040
投手
Dylan Cease 3 2/30失点Adrian Morejon 2 1/30失点Mason Miller 1 2/30失点Robert Suarez 1 1/30失点
Andrew Kittredge 11失点Shota Imanaga 42失点Caleb Thielbar 2/30失点Colin Rea 1 2/30失点Taylor Rogers 10失点Michael Soroka 2/30失点
野手
1番:Fernando Tatis Jr. (RF)2番:Luis Arraez (1B)3番:Manny Machado (3B)4番:Jackson Merrill (CF)5番:Xander Bogaerts (SS)6番:Ryan O'Hearn (DH)7番:Gavin Sheets (LF)Jose Iglesias (PH)Bryce Johnson (LF)8番:Jake Cronenworth (2B)9番:Freddy Fermin (C)
1番:Michael Busch (1B)2番:Nico Hoerner (2B)3番:Ian Happ (LF)4番:Kyle Tucker (DH)5番:Seiya Suzuki (RF)6番:Carson Kelly (C)7番:Pete Crow-Armstrong (CF)8番:Dansby Swanson (SS)9番:Matt Shaw (3B)Moises Ballesteros (PH)Willi Castro (3B)

今永は4回2失点、継投の狙いは機能も、マチャドの一振りで流れが変わった

Q
今永昇太はいつ登板し、どんな結果だったのか?
A
先発は救援のアンドリュー・キットリッジで、今永は2回から登板した。4回を投げて3安打2失点、2四球、3奪三振、被本塁打1、投球数67で降板である。失点は5回の2ランのみだ。
Q
継投を選んだねらいは何だったのか?
A
右打者が並ぶ上位打線に対し、初回は右投手で受けて今永の対戦回数をずらす狙いである。監督は、今季の今永が本塁打を浴びやすい傾向にあった点もふまえた運用だと説明している。
Q
勝負を分けた場面はどこか?
A
5回2死二塁、マチャドへ初球の落ち球が高めに集まり、左翼へ2ランとなった。この一振りで点差が広がり、試合の流れが固まった。打球は約404フィートと記録された。
Q
相手投手陣で特筆すべき点は?
A
先発ディラン・シースが無失点で試合を作り、アドリアン・モレホン、メイソン・ミラー、ロベルト・スアレスまで無失点。ミラーは1回2/3で5三振、最速104.5マイルを計測し、球場の空気を一変させた。
Q
試合の開催日時と場所、次戦の予定は?
A
この試合は現地時間2025年10月1日、イリノイ州シカゴのリグリー・フィールドで行われた(日本時間10月2日)。シリーズは1勝1敗となり、現地10月2日19:08開始予定(日本時間10月3日9:08)の第3戦は、カブスがジェームソン・タイヨン、パドレスがダルビッシュ有の見込みである。

分業策で流れを作るも、終盤の被弾ひとつで勝負が決まる

論から言うと、計画は大きくは外れていない。だが、小さなズレが点に結びついた。これが短期戦のこわさである。

試合は現地時間2025年10月1日、シカゴのリグリー・フィールドで行われた(日本時間10月2日)。カブスは継投で入った。初回はアンドリュー・キットリッジが先発である。右打者が続く上位を右投手で受け、左の今永昇太の対戦回数をずらす作戦だ。だが初回はフェルナンド・タティスJr.とルイス・アラエズの連打、重ねて二盗で走者が進み、ジャクソン・メリルの犠飛で先制を許す。

ここから今永である。2回にマウンドへ。テンポは良い。2回から4回までを無失点。要所で外の直球で見せ、落ちる球で空振りを引き出した。3回のマチャド対決は外野フライ。4回は走者を出しても、低めへの配球でゴロを打たせた。数字は4回3安打2失点、2四球、3奪三振。投球数67で、ストライクは46。初球ストライクは17人中10人。ゴロ4、フライ5である。

分岐点は5回だ。先頭のフレディ・フェルミンを空振り三振。続くタティスには3-2から横滑りの変化球を見送られて四球。アラエズは送りバントで2死二塁。ここで一塁は空いた。右のマイケル・ソロカが肩を作る中、ベンチは勝負を選ぶ。初球、代名詞の落ち球が高めに浮く。マニー・マチャドのスイングは鋭い。打球は左翼中段へ。記録は404フィートの2ラン。これが重い2点となった。

打線は反撃の糸口をつかめなかった。相手はディラン・シースが3回2/3を無失点。アドリアン・モレホンがリズムよくつなぎ、メイソン・ミラーが1回2/3で5者連続三振。104.5マイルという、とてつもない速球で押し切った。最後はロベルト・スアレス。8回の守備ではタティスの高いジャンプで左中間の打球をもぎ取り、9回は併殺で締めた。終わってみれば、パドレスが7安打3得点、カブスは4安打無得点である。

とはいえ、今永の内容は悲観するものではない。序盤の3イニングは意図どおりに抑えた。球数も少なめで、カウントの作りも安定。唯一、痛打は甘く入った初球である。短期戦では、ここを避けるための選択が求められる。申告敬遠か、右腕のスイッチか。その判断の難しさが、この一球に集約されたと言える。

データ面も見ておきたい。今永はストライク先行で、ファウルを積み上げてから落ち球で仕留めた。ストライク46の内訳は見逃しと空振りが計16。打たせて取る割合も高い。打球の質は高くなく、長打はこの一発のみだ。守備と走塁で先に点を取られ、こちらの攻撃が作れなかったことが、結果に直結した。

会場は41,083人が詰めかけた。季節は秋だが、球場の熱は高い。シリーズは1勝1敗。舞台は同じシカゴで続く。次は総力戦だ。先に先手を取ること。そして一球の精度を上げること。今永にとっても、次の出番はすぐに来る。短いイニングでも、ゼロでつなぐ。その積み重ねが、勝ち上がりの道になる。

投手成績

投球回数
4
投球数
67
被安打数
3
奪三振数
3
与四球数
2
死球数
0
失点数
2
自責点数
2
救援で4回67球、被安打3・与四球2・奪三振3、2失点(自責2)。5回にマチャドへ痛恨の2ラン。全体的には要所で三振も奪い、内容はまずまず。

記録

NEXT

  • ポストシーズン初勝利の達成に挑む
  • ポストシーズン通算5奪三振まであと2
  • ポストシーズン通算10投球回まであと6

COMPLETE

  • メジャーでのポストシーズン初登板を記録(4回2失点)
  • ポストシーズンでの初奪三振を記録(計3)
  • ポストシーズンでの最長4回の救援登板を記録

次回の試合

第3戦は現地時間2025年10月2日19:08開始予定(日本時間10月3日9:08)、会場はリグリー・フィールド。先発はシカゴ・カブスがジェームソン・タイヨン、サンディエゴ・パドレスはダルビッシュ有の見込み。地上波はABCで中継予定である。

SNSの反応

海外の反応

  • ショータ・イマナガのゲーム2での成績:4.0イニング、3被安打、3奪三振、2自責点、67球。x.com
  • カウンセルのイマナガを起用し続けた決定について - 「結果からすると違うことをすべきだったかもしれない。ただ、ショータへの自信がすべてだと思った。彼は本当にボールをよく投げていた。不運にもミスをしてしまった。」x.com
  • ショータへの懸念はわかるけど、最後の登板以外、彼の前の10回の登板はすべて5イニング以上で3自責点以下だ。彼は勝負強い投手で、通常チームに勝つチャンスを与えてくれる。x.com
  • 今までのところ昨日の試合の再現だ。1-0に抑えることが鍵だった。ショータは今この試合を1点差に抑えなければならない。x.com
  • 「あの状況で、彼を歩かせるのは頭にあまりなかった。50/50くらいかな。」ショータ・イマナガが5回にマニー・マチャドと対戦したことについて。x.com
  • アンドリュー・キットリッジがワイルドカードのゲーム3に向けたショータ・イマナガのピッチングとマインドセットについて。x.com

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