
2026年1月19日(月) 17:27
ドジャース補強と大谷契約が再燃させた年俸論争
ここに注目
繰延契約と巨額補強が競争均衡を揺るがす背景
ロサンゼルス・ドジャースの大型補強が再び球界の経済論争を呼んでいる。
2026年1月中旬、外野手カイル・タッカーと4年240 millionドル(約374億4000万円)で合意したことが端緒だった。注目されているのは金額そのものより契約の組み方だ。
大谷翔平は10年700 millionドル(約1,092億円)で加入し、680 millionドル(約1,061億円)を繰延した。APはこの構造が税算定上、年あたり約46 millionドル(約71億8000万円)の評価となると報じた。
SpotracやCot'sの集計では、ドジャースの繰延総額は既に10億ドルを超える。繰延は現金支出を先延ばしにする一方、将来の支払い負担を積み上げる。
これを受けて小市場球団や一部政治家が公平性を疑問視し、労使や規則の見直し議論が活発化した。CBA満期が近づく中、制度変更の可能性が注目される。
CBAは繰延の一部を保証口座に積むことを定めており、短期的な資金運用で一定の利回りが見込める点もある。しかし批判側は透明性強化や繰延上限の導入を求める。
球団はルール内での立ち回りと主張しつつ、ファンと球界全体の受け止め方が今後の市場を左右するだろう。
ポイント
Q
ドジャースの補強は規則違反か?A
違反ではない。現行CBAは繰延を制限しておらず合法とされる。
Q
大谷の契約は何が問題?A
大部分を繰延したため税算定や長期債務の見え方が変わる点だ。
Q
繰延契約の主な利点は何か?A
短期の税負担を抑え、即戦力の獲得余地を広げる点が挙げられる。
Q
制度改正は起きるか?A
労使や政治圧力で議論が進む可能性が高いが、具体案はこれからだ。
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関連ニュース
参考URL
- Sources: Kyle Tucker, Dodgers agree to 4-year, $240M deal - ESPN
- Ohtani’s Dodgers contract has $680 million deferred - NBC Sports (AP)
- How the Dodgers benefit from salary deferrals and signing bonuses - Los Angeles Times
- Spotrac: Dodgers' remaining cash owed - Bleacher Report
- Dodgers set MLB luxury tax record - CBS Sports
- Details From The New 2022-2026 Collective Bargaining Agreement - Baseball America