
大谷翔平、3発10奪三振でロサンゼルス・ドジャースがNL制覇へ到達|先頭打者本塁打も史上初の快挙
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MIL | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 | 0 |
| LAD | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | - | 5 | 9 | 0 |
大谷が投打で圧巻、3発と10奪三振でロサンゼルス・ドジャースがNL制覇を決めた
大谷が先頭弾を含む3発と10Kで試合を決めた。
結論から言う。ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平で勝った。先に投げて、すぐに打った。これが全てである。
第1回表、大谷翔平は最初の3人を三振でねじ伏せた。球は高めに伸び、変化球で緩急もつけた。空気が変わった直後の第1回裏、大谷翔平は先頭で打席に立ち、右翼へ先頭打者本塁打。446フィート(約136メートル)の一撃である。投手が先頭打者本塁打を放つのは、レギュラーシーズンを含めても史上初だ。
ロサンゼルス・ドジャースは流れを加速した。ウィル・スミスが出て、トミー・エドマンが中前打で加点。テオスカー・ヘルナンデスの内野ゴロでもう1点。序盤で3-0とした。
第4回、また大谷翔平だ。今度は右中間の屋根を越える469フィート(約143メートル)の特大弾。場外へ消えた打球は、球場のどよめきを連れて戻らない。史跡のような一発である。
第7回、3本目が来た。相手は直球派の投手。98.9マイル(約159.2キロ)の速球を、初速113.6マイル(約182.8キロ)でセンターへ運んだ。推定427フィート(約130メートル)。これで5-0となり、勝負は決まった。
投げても圧巻だ。大谷翔平は6回を2安打無失点、10奪三振、3四球、100球。直球は威力があり、変化球で空振りを量産した。要所で高めを使い、低めに落として仕留めた。第2回のピンチもスプリットで脱出。テンポがよく、守備もリズムに乗った。
救援も安定した。7回はアレックス・ベシアが三者凡退。8回はブレイク・トライネンが1点を許したが、アンソニー・バンダが流れを切った。9回は佐々木朗希が締め、ロサンゼルス・ドジャースは危なげなく最後まで走り切った。
数字も光る。大谷翔平は1番・投手・指名打者で出場し、3打数3安打、3本塁打、3打点、1四球、3得点。ポストシーズンの1試合3本塁打は歴代13人目。しかも同じ試合で10奪三振は史上初だ。投手として先頭打者本塁打も前例がない。まさに二刀流の真価である。
細部も残す。試合はドジャー・スタジアムで行われ、現地時間は20:38開始、日本時間は翌日12:38開始。観客は52,883人、試合時間は2時間41分である。初回の追加点は、ムーキー・ベッツの出塁からウィル・スミス、トミー・エドマンでつないだ形だ。守りでは左翼のエンリケ・ヘルナンデスが補殺を記録し、遊撃のムーキー・ベッツと一塁のフレディ・フリーマンで併殺も作った。
この試合でロサンゼルス・ドジャースはナショナル・リーグ優勝を決め、2年連続でワールドシリーズへ進んだ。大谷翔平はシリーズMVPにも選ばれた。なお、大谷翔平はディビジョン・シリーズ初戦でも6回9奪三振で勝利しており、短期戦で投打の軸となっている。
相手のミルウォーキー・ブルワーズは打線が苦しかった。シリーズを通して長打が少なく、この試合も8回の内野ゴロでの1点のみ。先発のホセ・キンタナは2回3失点で降板し、その後は救援が粘ったが、大谷翔平の3発が重かった。
総括する。先に抑え、すぐに打つ。ロサンゼルス・ドジャースの勝ち方はシンプルだ。大谷翔平の3発と10奪三振は、数字以上に心を動かす。見る者の記憶に刻まれる夜であった。
投手成績
- 投球回数
- 6
- 投球数
- 100
- 被安打数
- 2
- 奪三振数
- 10
- 与四球数
- 3
- 死球数
- 0
- 失点数
- 0
- 自責点数
- 0
- 6回100球、被安打2・与四球3で無失点。10奪三振。直球とスプリットで支配し、自ら3本塁打で援護。
野手成績
記録
NEXT
- ポストシーズン先頭打者本塁打がもう1本で通算4本となり、歴代単独2位に浮上する可能性
- ワールドシリーズ第1戦で先頭打者本塁打を放てば、投手としてはもちろん史上初の達成となる可能性
- ナショナル・リーグ優勝決定シリーズMVPに続き、ワールドシリーズMVPも獲得すれば、同一年でダブル受賞となる可能性
- ワールドシリーズMVPを獲得すれば、日本出身選手として松井秀喜に続く2人目となる可能性
COMPLETE
- 投手として史上初の先頭打者本塁打を達成
- ポストシーズン1試合3本塁打を記録(歴代13人目)
- 同一試合で3本塁打と10奪三振を同時達成(MLB史上初)
- ロサンゼルス・ドジャースのポストシーズンで投手による本塁打を初記録
- ナショナル・リーグ優勝決定シリーズMVPを受賞
次回の試合
次戦はワールドシリーズ第1戦。現地時間2025年10月24日(金)に開幕(放送はFOX)、開始時刻は未定である。対戦相手はアメリカン・リーグ優勝チームで、シアトル・マリナーズが勝てば本拠のドジャー・スタジアムで開幕、トロント・ブルージェイズが勝てばロジャース・センターで開幕となる。日本時間は2025年10月25日(土)開幕予定。直近ではトロント・ブルージェイズが第6戦に勝ち、シリーズは3-3で最終第7戦へもつれた。
SNSの反応
海外の反応
- 今シーズン、大谷翔平がマウンドに立った16試合(ポストシーズン含む)で、相手打者に3本のホームランを許した(215打席に対して)。一方で自分は7本のホームランを打った(61打席に対して)。x.com
- 大谷翔平がやってのけた!!! 1試合で10奪三振と3本のホームラン 🥳🥳🥳x.com
- 大谷翔平は6イニングを無失点に抑え、10奪三振を記録し、打っては3打数3安打で3本のホームラン。x.com
- 金曜夜の大谷の試合に匹敵する単一試合のパフォーマンスは、大谷翔平自身によるものだけだ。50-50クラブを達成した日に、彼は6打数6安打で3本のホームラン、2本の二塁打、2盗塁を記録した。x.com
- 大谷翔平の3本ホームラン+10奪三振の試合! 史上最高のポストシーズンパフォーマンス... https://t.co/DNWCU0nYC9x.com
関連ニュース
参考URL
- Dodgers 5-1 Brewers (Oct 17, 2025) Box Score - ESPN
- Brewers vs. Dodgers (Oct 17, 2025) Play-by-Play - ESPN
- Dodgers 5-1 Brewers (Oct 17, 2025) Final Score - ESPN
- Dodgers win 2025 NLCS - MLB.com
- Shohei Ohtani’s 3-HR, 10-K gem caps Dodgers’ NLCS sweep - Reuters
- Dodgers 5-1 Brewers (Oct 17, 2025) Final Score - ESPN
- Shohei Ohtani is first pitcher with leadoff home run - MLB.com
- Press release: MLB announces 2025 Postseason schedule
- Dodgers World Series schedule starts Friday, October 24 - True Blue LA
- Ohtani puts on 2-way Sho for the ages with 3 HRs and 10 Ks - AP News
- Shohei Ohtani’s THIRD Game 4 home run - MLB.com Video
- Shohei Ohtani strikes out three, homers in 1st inning - MLB.com Video
- Dodgers Sweep Brewers, Advance to World Series Behind Historic Shohei Ohtani Performance - Dodgers Nation
- Blue Jays take down Mariners, force ALCS Game 7 - Reuters