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2025年10月7日(火) 14:32

佐々木朗希が二球で締めたNLDS第2戦:ロサンゼルス・ドジャースの1点差死守と“勝利の方程式”の現在地


stadiumCitizens Bank Park
2025年10月07日 7:08~10:15(JST)
123456789
LAD000000400470
PHI000000012370
投手
Blake Snell 60失点Emmet Sheehan 21失点Blake Treinen 02失点Alex Vesia 2/30失点Roki Sasaki 1/30失点
Jesus Luzardo 62失点Orion Kerkering 2/32失点Matt Strahm 1/30失点Tanner Banks 10失点Jhoan Duran 10失点
野手
1番:Shohei Ohtani (DH)2番:Mookie Betts (SS)3番:Teoscar Hernandez (RF)Justin Dean (CF)4番:Freddie Freeman (1B)5番:Tommy Edman (2B)6番:Enrique Hernandez (LF)7番:Miguel Rojas (3B)Max Muncy (PH)Max Muncy (3B)8番:Andy Pages (CF)9番:Ben Rortvedt (C)Will Smith (PH)Will Smith (C)
1番:Trea Turner (SS)2番:Kyle Schwarber (DH)3番:Bryce Harper (1B)4番:Alec Bohm (3B)5番:J.T. Realmuto (C)6番:Nick Castellanos (RF)7番:Edmundo Sosa (2B)Bryson Stott (PH)Bryson Stott (2B)8番:Brandon Marsh (CF)Harrison Bader (PH)Weston Wilson (PR)9番:Otto Kemp (LF)Max Kepler (PH)Max Kepler (LF)

緊張の9回は一打同点、佐々木朗希が二球で幕を引く接戦

Q
佐々木朗希はどんな場面で登板し、どう締めたのか?
A
9回2死一三塁、1点差で一打同点という場面で登板し、トレイ・ターナーを二球で二ゴロに打ち取り、試合を締めた。投球数は2で、失点と四球はなしだ。
Q
第2戦の試合展開はどうだったのか?
A
先発はロサンゼルス・ドジャースがブレイク・スネル、フィラデルフィア・フィリーズがヘスス・ルザルド。6回まで無得点の接戦で、7回にキケ・ヘルナンデスの内野ゴロで先制し、ウィル・スミスの2点打、続いて大谷翔平の適時打で一気に4点を奪った。終盤は失点したが、4-3で逃げ切った。
Q
佐々木朗希はシリーズで何セーブを挙げているのか?
A
第1戦でプロ初セーブを記録し、第2戦でも1アウトだけの登板で2つ目のセーブを積み上げた。これでNLDSは2セーブとなった。
Q
復帰までの経緯と今季の成績は?
A
右肩の不調で4月に負傷者リスト入りし、6月に60日ILへ。9月24日に復帰し、レギュラーシーズンは10試合に登板、1勝1敗、防御率4.46だった。ポストシーズンは救援で起用されている。
Q
起用の狙いと武器は何か?
A
救援陣の不安定さを補うため、速球と落ちる球でゾーンを攻める短いイニングの役割が与えられている。ワイルドカードでは平均100.6マイル、最速101.4マイルを計測した登板もあり、球威と落差が最大の武器だ。

9回2死一三塁で登板し 二球でトレイ・ターナーを仕留めた

論から書く。佐々木朗希が試合を閉めた。相手はフィラデルフィア・フィリーズの主軸、トレイ・ターナーだ。状況は9回、2死一三塁。点差は1。打球は二塁へ転がり、トミー・エドマンがさばき、フレディ・フリーマンが土手で拾ってアウト。二球で終幕だ。

舞台はシチズンズ・バンク・パーク。現地時間10月6日18:08開始(東部時間)、日本時間10月7日7:08。入場者は45,653人。序盤は投手戦だった。ロサンゼルス・ドジャースの先発はブレイク・スネル。6回1安打無失点、9奪三振、4四球。強打線をねじ伏せた。一方、フィラデルフィア・フィリーズのヘスス・ルザルドも好投。6回3安打2失点(自責2)、5奪三振、1四球だ。空気は張りつめた。

均衡が動いたのは7回だ。キケ・ヘルナンデスの内野ゴロで先制。続けてウィル・スミスが左へ2点打。さらに大谷翔平が右前へ運び、4-0になった。相手救援はオリオン・カーケリング、続いて左のマット・ストラム。小さな当たりと集中打で流れをもぎ取った。

終盤は簡単ではない。8回はエメット・シーハンが1点を失った。9回はブレイク・トライネンが長打を浴び、ニック・カステヤーノスの二塁打で一気に2点差。なお無死だ。ここでアレックス・ベシアが踏ん張り、2死一三塁までこぎつける。最後は佐々木朗希。相手はターナー。初球はストライクで入る。2球目のゴロでゲームセット。最少球で火消しをやってのけた。

この1アウトだけの登板で、ポストシーズン2セーブ目になった。第1戦では大谷が先発で勝ち、佐々木が9回を締めた。日本出身の先発と救援が、同一のポストシーズン試合で勝利とセーブを分け合ったのは史上初だ。第2戦は形は違うが、最後はやはり佐々木だ。短い回を全力で、という役割がはまりつつある。

復帰までの道のりは短くない。右肩の不調で4月にIL。6月に60日ILへ移行し、9月24日に復帰した。レギュラーシーズンの最終成績は10登板、1勝1敗、防御率4.46、投球回36.1、奪三振28。数字だけ見れば平凡だが、役割が代われば景色も変わる。救援になってからは、球の強さと落差が素直に生きる。

特に落ちる球は光る。ワイルドカードでの締めでは平均100.6マイル、最速101.4マイルの速球に、約88マイルのスプリットを重ねた。速度差と落差で空振りを奪い、弱い当たりを量産した。第1戦でも101マイルを計測し、9回をゼロで締めた。第2戦は2球で完了。球速を見せる場面は少ないが、要所で強さを出せた。

この起用はチーム事情にも合う。今季のドジャースは救援の谷が目についた。だからこそ、先発の力と、役割を変えた若い腕で最後を固める。監督の意図は明快だ。短い回でゾーンへ強く投げる。四球を出さない。守りは堅く、内野の一瞬のプレーで勝ちをつかむ。第2戦の最後のワンプレーは、その絵の通りである。

試合全体で見れば、スネルの快投が土台だ。6回までゼロ。7回に打線が応えた。ウィル・スミスの一打は大きい。大谷の追加点も効いた。相手は終盤に粘ったが、最後の一線は越えさせない。シリーズは2-0。ロサンゼルスへ移動し、第3戦へ入る。

佐々木朗希にとっては、役割の手応えが増す一夜だ。長い回を投げなくてよい。全力で2球でも3球でも、勝ちに直結するアウトを取りにいく。比べるなら、駅で急行が一度だけ停まるようなものだ。短く強く、目的の場所へまっすぐに着く。今の彼は、その走り方が合っている。

投手成績

投球回数
0.1
投球数
2
被安打数
0
奪三振数
0
与四球数
0
死球数
0
失点数
0
自責点数
0
NLDS第2戦の9回二死三塁で登板。トレイ・ターナーを二ゴロに打ち取り、2球で試合を締めて今ポストシーズン2セーブ目。

記録

NEXT

  • 単一ポストシーズン7セーブ到達で史上最多タイ(上原浩治らに並ぶ)
  • シリーズを通じて無失点継続なら、救援転向後の価値を強く示す節目になる
  • 第3戦でも機会が来れば、ディビジョン・シリーズでの複数セーブ記録に近づく可能性がある

COMPLETE

  • 第1戦でプロ初セーブを記録
  • 第2戦でポストシーズン2セーブ目を記録
  • 日本出身の先発(大谷)と救援(佐々木)が同一ポストシーズン試合で勝利とセーブを記録したのは史上初

次回の試合

次戦はロサンゼルスでの第3戦。現地時間2025年10月8日18:00開始(太平洋時間)、日本時間10月9日10:00、会場はドジャー・スタジアム。予告先発はロサンゼルス・ドジャースが山本由伸、フィラデルフィア・フィリーズがアーロン・ノラ。シリーズはドジャースが2-0で先行中だ。

SNSの反応

海外の反応

  • 韓国メディアが、佐々木のメジャーでの活躍を急に羨ましく思い、大谷に続いて佐々木まで韓国人扱いする。x.com
  • 新しい投稿: 佐々木朗希がフィリーズ戦で見せた高めのスプリッターがえぐすぎる! 【海外の反応】x.com
  • 【海外の反応】佐々木朗希さん、監督の直感による緊急登板だった「大谷のバントの意味あった?」x.com
  • 佐々木朗希のサクセスストーリーが海外SNSでバズってる件。文字起こししました。AIなのか誰が作ったプチ小説か不明ですが、朗希ファンの方はリプ欄に貼ります。ご一読ください。x.com

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