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2025年12月5日(金) 17:12

侍ジャパン日韓戦で露呈した「国際球×外野送球」問題と打撃・守備の適応課題


ここに注目

国際球への守備と打撃の適応が急務となった

2025年11月16日、日本時間19時08分開始の韓国との第2戦は、侍ジャパンの守りに小さなほころびを見せた試合である。

3回と4回、7回に外野から本塁への送球が続けて捕手の左側へ流れ、走者の生還や際どいクロスプレーを招いた。金子誠ヘッドコーチは「今日のバックホーム、全部左に逸れていた」と語り、その背景に大会使用球を挙げた。

このシリーズでは、NPB統一球より滑りやすいMLB公式球(WBC球)が使われた。宮崎での約1週間の合宿と練習試合を経ても、投手だけでなく外野手も送球の回転や指先の感覚に十分アジャストできていなかった可能性が高いといえる。

日本の野球は、韓国など他国と比べて体格差がある中で、守備位置取りや送球の正確さで1点を守るスタイルを磨いてきた歴史がある。その土台が国際球で揺らげば、日本の強みが目減りする危険がある。

金子コーチは、代表候補の外野手がオフシーズンからMLB球を使い、キャッチボールやノック、バックホームの反復練習を増やす必要性を示した。新ルールのピッチコムやピッチクロックへの対応と同じく、打撃と守備の両面で国際球を前提に準備を進めることが、WBC本番で侍ジャパンらしい守備力を発揮する近道である。

ポイント

Q
日韓戦第2戦で問題になったプレーは何か
A
外野から本塁への送球が続けて左に逸れ、失点や際どいクロスプレーを生んだ場面である。
Q
なぜ国際球は外野送球に影響したのか
A
NPB統一球より表面が滑りやすく縫い目も異なり、握りと回転が変わってボールが真っすぐ行きにくくなったためである。
Q
金子誠ヘッドコーチは何を提案したか
A
代表候補の選手がオフシーズンからMLB球を使い、キャッチボールやノック、送球練習の量を増やす必要性を示した。
Q
日本の野球が大事にしてきた強みは何か
A
打撃の長打力だけでなく、内外野の位置取りや送球の精度で1点を守りきる守備力を積み上げてきた点である。

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