
山本由伸が中0日で締めてMVP ロサンゼルス・ドジャースが第7戦を制し連覇|投球内容とハイライト
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | 安 | 失 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| LAD | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 5 | 11 | 0 |
| TOR | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 14 | 0 |
中0日の山本が2.2回無失点で締め、ロサンゼルス・ドジャースが延長11回で王座をつかんだ
山本が中0日で抑え、MVPで連覇に導く。
ロサンゼルス・ドジャースの頂点は、山本由伸の腕で近づき、最後はその腕でつかんだ。現地時間2025年11月1日、日本時間では11月2日、舞台はトロント・ブルージェイズの本拠地ロジャース・センター。ワールドシリーズ第7戦は延長にもつれる死闘となり、5-4でドジャースが勝った。
流れを変えたのは、山本の中0日での登板だ。9回1死一二塁、1点ビハインドの窮地でマウンドへ。2球目の死球で満塁となったが、ここで崩れない。三遊間のゴロで本塁封殺、続く高いフライでスリーアウト。球場の空気が変わった。山本はそのまま10回も三者凡退。11回はウラディミール・ゲレーロ・ジュニアの二塁打と四球で1死一三塁の大ピンチを背負ったが、最後は小気味よいゴロ。遊撃のムーキー・ベッツが素早く二塁へ、併殺でゲームセットである。
打線は土壇場で応えた。まず9回、ミゲル・ロハスが左へ同点の一発。延長11回にはウィル・スミスが左中間へ勝ち越し弾。史上初の「勝敗決定の第7戦での延長アーチ」となり、価値は最大級だ。守りと攻めの歯車が、ちょうど良いところでかみ合った。
山本の最終ラインは2.2回、34球、1安打、1四球、1奪三振、無失点。数字は派手ではないが、重さはずっしりある。ゼロ日で肩を作り、走者だらけの場で入る。そこで真っすぐを見せて、高低をずらし、決めどころは分岐の球でゴロを打たせる。この秋の傾向通り、直球は控えめにし、カーブとスプリットでバットの芯を外す配分が効いた印象だ。相手が強いほど、引き算の配球が生きる。
シリーズ全体で見ても、山本は色が濃い。第2戦は4安打完投。105球で四球ゼロ、終盤は20者連続でアウトを並べた。第6戦も96球で6回1失点。前夜に先発したばかりで、第7戦は救援。しかも最大の修羅場に投げ込み、無失点で切り抜けた。結果、今シリーズは3勝、防御率1.02、17.2回で被安打10、与四球2、奪三振15。内容も質も高い。
試合の見どころは、細部にもある。9回の満塁での初球は外角低め。力でねじ伏せず、打たせて取る選択だ。10回は先頭を簡単に片づけ、波を作らせない。11回は走者が三塁まで進んだが、最後は低めの誘い球でバットを折らせ、内野に転がす。ひと呼吸ずつ、形を整えた投球である。
攻撃陣では、ウィル・スミスの一発が決着を運んだ。延長11回のアーチは、勝敗が決まる第7戦では史上初。9回のミゲル・ロハスの同点弾も大きい。守備ではムーキー・ベッツが遊撃で見せた最後の併殺が象徴的だ。ひとつのチームとして、最後まで集中が切れなかった。
この働きが評価され、山本はワールドシリーズMVPに選出。日本人では松井秀喜以来2人目の受賞だ。しかも同一シリーズ3勝は、2001年のランディ・ジョンソン以来。第2戦の完投は2015年以来のシリーズ完投で、現代野球ではまれな景色である。数字が物語り、場面が裏づける受賞だ。
レギュラーシーズンの山本も安定していた。2025年は12勝8敗、防御率2.49、奪三振201。終盤は失点が少なく、9月はゼロか1点に抑える登板が多かった。長い旅路の終盤、体と心のコンディションを保ち、10月のピークへとつなげた点も価値が高い。
この試合は、速さよりも勇気と選択の良さが勝負を決めた。強い相手に、強い心で、無駄をそぎ落とす。山本の投球は、そんなシンプルな美しさを見せた試合であった。
投手成績
- 投球回数
- 2.2
- 投球数
- 34
- 被安打数
- 1
- 奪三振数
- 1
- 与四球数
- 1
- 死球数
- 1
- 失点数
- 0
- 自責点数
- 0
- ワールドシリーズ第7戦で2回2/3を34球、1安打1四球1死球無失点。延長11回までの最終局面を抑え勝利投手。前日の先発から中0日で投げ抜き、シリーズMVPに輝いた。
記録
NEXT
- MLB通算20勝まであと1(現在19勝)。
- MLB通算350奪三振まであと44(現在306)。
- ポストシーズン通算50奪三振まであと3(現在47)。
COMPLETE
- ワールドシリーズMVP受賞(日本人では松井秀喜以来2人目)。
- ワールドシリーズ3勝を記録(2001年のランディ・ジョンソン以来)。
- 第2戦で完投(ワールドシリーズでは2015年以来の完投)。
- 第6戦と第7戦で勝利投手(両方に勝利した投手は史上でも数少ない)。
SNSの反応
海外の反応
- 山本由伸がパレードで再びファンと祝賀している。チームメイトに感謝(みんながあなたに感謝すべきだよ!)トロフィーはほとんど重すぎたけど、彼はチーム全体を背負えるよ 💪x.com
関連ニュース
参考URL
- Dodgers 5-4 Blue Jays (Nov 1, 2025) Box Score - ESPN
- Dodgers 5-4 Blue Jays (Nov 1, 2025) Play-by-Play - ESPN
- Dodgers win 2025 World Series - MLB.com (Blue Jays site)
- AP: Smith's homer in 11th lifts Dodgers over Blue Jays 5-4 to become first repeat champion in 25 years
- Dodgers 3-1 Blue Jays (Oct 31, 2025) Box Score - ESPN
- Dodgers 5-4 Blue Jays (Nov 1, 2025) Final Score - ESPN
- Yoshinobu Yamamoto wins 2025 World Series MVP
- Dodgers win 2025 World Series
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- Yoshinobu Yamamoto 2025 pitching Stats Per Game - MLB - ESPN
- Yoshinobu Yamamoto, Los Angeles Dodgers, SP - 2025 Game Log - MLB - CBS Sports
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