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2025年11月4日(火) 20:24

山本由伸が中0日で締めてMVP ロサンゼルス・ドジャースが第7戦を制し連覇|投球内容とハイライト


stadiumRogers Centre
2025年11月02日 9:00~13:07(JST)
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LAD000101011015110
TOR003001000004140
投手
Shohei Ohtani 2 1/33失点Justin Wrobleski 1 1/30失点Tyler Glasnow 2 1/31失点Emmet Sheehan 10失点Blake Snell 1 1/30失点Yoshinobu Yamamoto 2 2/30失点
Max Scherzer 4 1/31失点Louie Varland 2/30失点Chris Bassitt 11失点Trey Yesavage 1 2/31失点Jeff Hoffman 1 1/31失点Seranthony Dominguez 10失点Shane Bieber 11失点
野手
1番:Shohei Ohtani (DH)2番:Will Smith (C)3番:Freddie Freeman (1B)4番:Mookie Betts (SS)5番:Max Muncy (3B)6番:Teoscar Hernandez (RF)7番:Tommy Edman (CF)Justin Dean (CF)Andy Pages (CF)8番:Enrique Hernandez (LF)9番:Miguel Rojas (2B)H. Kim (2B)
1番:George Springer (DH)2番:Nathan Lukes (LF)Davis Schneider (PH)Myles Straw (LF)3番:Vladimir Guerrero Jr. (1B)4番:Bo Bichette (2B)Isiah Kiner-Falefa (2B)5番:Addison Barger (RF)6番:Alejandro Kirk (C)7番:Daulton Varsho (CF)8番:Ernie Clement (3B)9番:Andres Gimenez (SS)

中0日の山本が2.2回無失点で締め、ロサンゼルス・ドジャースが延長11回で王座をつかんだ

Q
試合はいつどこで行われ、どんな結末だったか?
A
現地時間2025年11月1日、カナダ・トロントのロジャース・センターで第7戦が行われ、ロサンゼルス・ドジャースが延長11回の末にトロント・ブルージェイズに5-4で勝った。ウィル・スミスが11回に決勝弾を放った。
Q
山本由伸の投球内容と役割は?
A
山本は中0日の救援で9回途中から登板し、2.2回を34球、1安打、1四球、1奪三振、無失点。満塁のピンチを切り抜け、11回もゼロで締め、勝ち投手になった。
Q
勝負を分けた場面はどこか?
A
9回裏、1死一二塁からの登板で、山本は打者に死球を与え満塁としたが、ゴロとフライで無失点。直後にミゲル・ロハスの同点弾と、延長11回のウィル・スミスの勝ち越し弾が続き、最後はムーキー・ベッツの遊撃での併殺で試合が終わった。
Q
シリーズを通じた山本の成績と受賞は?
A
山本はこのシリーズで3勝、防御率1.02、17.2回、被安打10、与四球2、奪三振15。第2戦は105球で完投勝利、第6戦も96球で6回1失点。最終的にワールドシリーズMVPに選ばれた。

山本が中0日で抑え、MVPで連覇に導く。

サンゼルス・ドジャースの頂点は、山本由伸の腕で近づき、最後はその腕でつかんだ。現地時間2025年11月1日、日本時間では11月2日、舞台はトロント・ブルージェイズの本拠地ロジャース・センター。ワールドシリーズ第7戦は延長にもつれる死闘となり、5-4でドジャースが勝った。

流れを変えたのは、山本の中0日での登板だ。9回1死一二塁、1点ビハインドの窮地でマウンドへ。2球目の死球で満塁となったが、ここで崩れない。三遊間のゴロで本塁封殺、続く高いフライでスリーアウト。球場の空気が変わった。山本はそのまま10回も三者凡退。11回はウラディミール・ゲレーロ・ジュニアの二塁打と四球で1死一三塁の大ピンチを背負ったが、最後は小気味よいゴロ。遊撃のムーキー・ベッツが素早く二塁へ、併殺でゲームセットである。

打線は土壇場で応えた。まず9回、ミゲル・ロハスが左へ同点の一発。延長11回にはウィル・スミスが左中間へ勝ち越し弾。史上初の「勝敗決定の第7戦での延長アーチ」となり、価値は最大級だ。守りと攻めの歯車が、ちょうど良いところでかみ合った。

山本の最終ラインは2.2回、34球、1安打、1四球、1奪三振、無失点。数字は派手ではないが、重さはずっしりある。ゼロ日で肩を作り、走者だらけの場で入る。そこで真っすぐを見せて、高低をずらし、決めどころは分岐の球でゴロを打たせる。この秋の傾向通り、直球は控えめにし、カーブとスプリットでバットの芯を外す配分が効いた印象だ。相手が強いほど、引き算の配球が生きる。

シリーズ全体で見ても、山本は色が濃い。第2戦は4安打完投。105球で四球ゼロ、終盤は20者連続でアウトを並べた。第6戦も96球で6回1失点。前夜に先発したばかりで、第7戦は救援。しかも最大の修羅場に投げ込み、無失点で切り抜けた。結果、今シリーズは3勝、防御率1.02、17.2回で被安打10、与四球2、奪三振15。内容も質も高い。

試合の見どころは、細部にもある。9回の満塁での初球は外角低め。力でねじ伏せず、打たせて取る選択だ。10回は先頭を簡単に片づけ、波を作らせない。11回は走者が三塁まで進んだが、最後は低めの誘い球でバットを折らせ、内野に転がす。ひと呼吸ずつ、形を整えた投球である。

攻撃陣では、ウィル・スミスの一発が決着を運んだ。延長11回のアーチは、勝敗が決まる第7戦では史上初。9回のミゲル・ロハスの同点弾も大きい。守備ではムーキー・ベッツが遊撃で見せた最後の併殺が象徴的だ。ひとつのチームとして、最後まで集中が切れなかった。

この働きが評価され、山本はワールドシリーズMVPに選出。日本人では松井秀喜以来2人目の受賞だ。しかも同一シリーズ3勝は、2001年のランディ・ジョンソン以来。第2戦の完投は2015年以来のシリーズ完投で、現代野球ではまれな景色である。数字が物語り、場面が裏づける受賞だ。

レギュラーシーズンの山本も安定していた。2025年は12勝8敗、防御率2.49、奪三振201。終盤は失点が少なく、9月はゼロか1点に抑える登板が多かった。長い旅路の終盤、体と心のコンディションを保ち、10月のピークへとつなげた点も価値が高い。

この試合は、速さよりも勇気と選択の良さが勝負を決めた。強い相手に、強い心で、無駄をそぎ落とす。山本の投球は、そんなシンプルな美しさを見せた試合であった。

投手成績

投球回数
2.2
投球数
34
被安打数
1
奪三振数
1
与四球数
1
死球数
1
失点数
0
自責点数
0
ワールドシリーズ第7戦で2回2/3を34球、1安打1四球1死球無失点。延長11回までの最終局面を抑え勝利投手。前日の先発から中0日で投げ抜き、シリーズMVPに輝いた。

記録

NEXT

  • MLB通算20勝まであと1(現在19勝)。
  • MLB通算350奪三振まであと44(現在306)。
  • ポストシーズン通算50奪三振まであと3(現在47)。

COMPLETE

  • ワールドシリーズMVP受賞(日本人では松井秀喜以来2人目)。
  • ワールドシリーズ3勝を記録(2001年のランディ・ジョンソン以来)。
  • 第2戦で完投(ワールドシリーズでは2015年以来の完投)。
  • 第6戦と第7戦で勝利投手(両方に勝利した投手は史上でも数少ない)。

SNSの反応

海外の反応

  • 山本由伸がパレードで再びファンと祝賀している。チームメイトに感謝(みんながあなたに感謝すべきだよ!)トロフィーはほとんど重すぎたけど、彼はチーム全体を背負えるよ 💪x.com

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